茶臼岳 [1915m]

　　　　　茶臼岳 [1915ｍ]　　　　　

日時：2007/10/13

天気：曇り時々晴れ

人数：２人（Ｎ）

行程：山頂駅9:42--牛ヶ首10:19--茶臼岳12:15--山頂駅13:45

情報：活火山であるが登山禁止ではない貴重な山。ロープウェイ往復1100円。
山頂からは、尾瀬・会津・阿武隈・八溝の山々と、広大な那須野ヶ原が見渡せる。

登口：東北道【那須ＩＣ】---那須温泉湯元---山麓駅---山頂駅

今日が初めての登山。
小学校の頃、遠足で山を歩いた記憶はあるが、どこの山を登ったのかは全く記憶にない。

何故登ろうかと思ったかというと、先日伊豆に旅行に行った時、帰りついでに寄った富士山の御殿場口、
もちろん５合目までだが、そこで見た富士山は写真や本で見る美しい富士山ではなく、茶色くてゴツゴツしていてるデカイ岩の塊だった。その姿になぜか魅力を感じてしまい、今日に至った。

かなり余裕を持ってルートを選びました。初めてなのでロープウェイも使用します。

　　　　　　　　　　　　９：４２　山頂駅出発　　　　　　　　　　　　

9:42 山頂駅出発
これはロープウェイ山頂駅からの写真。
少し雲が出てきた。

今日はあまり人はいなかったが、
紅葉のピーク時にはかなり渋滞
するので覚悟が必要。
まあ、首都高速とかの渋滞に慣れてる人は全然平気だと思います・・・。

そして、期待していった紅葉ですが、この時はすでに終わりつつありました。というか、ほぼ終わっていました。
しかし！今日は登山が目的なので、逆に車も混んでなくて良かったかも。（負け惜しみ）

結構着込んだつもりだったけど、寒かった。ただ、動くとTシャツでもいいくらい暑い。
着て行くものを選ぶのも登山ではかなりネックになりそうです。

ガイドブックだとここから４０分で山頂につけるらしい。
でもそれは直登コース。
今日は牛ヶ首経由で茶臼岳をぐるっと半周周って登頂する予定なのでもうちょい時間かかる。

　　　　　　　　　　　　１０：１９　牛ヶ首　　　　　　　　　　　　

10：19　牛ヶ首
牛ヶ首辺りから大倉山。
山頂付近にガスがかかり幻想的です。
こんな素晴らしい景色を見た記憶は今まであまりない。

かなりゆっくり歩いていると思う。
景色に見とれて立ち止まっている時間の方が長かったかも。

山頂駅からここまで普通に来たら、５分で来れるらしい。
たった５分でこんな景色が見れるなんてすごい贅沢だ。

この牛ヶ首分岐を南に行くと南月山、白笹山に行ける。さらに進むと、沼原湿原という、ニッコウキスゲの群生地として有名な場所にたどり着くはず。

ちなみに西に行っても沼原湿原に着く。
後者の西への分岐点を少し寄り道して進んでみる。
しばらく歩くと・・・

Nが派手にこけた。浮石をふんだらしい。
足、大丈夫ですか・・・？
牛ヶ首を西に進み沼原湿原に至るこのコースは急な下りではないが、ガレ場となっていて歩きづらく、ちょっと気を抜くと、足をとられてしまう。
だから一歩一歩確実に歩かないとすぐこける。

Nが転んだ地点からまた牛ヶ首へ登り返し、今度は寄り道せずに茶臼岳の山頂を目指すことにした。

　　　　　　　
近くで見るとすごい迫力の噴煙。吸ったらヤバイそうです。
確かに近づくとあの独特の酸っぱいにおいがする。

牛ヶ首から今度は北方面分岐へ（茶臼岳へ向かう道）
ゆる～い登りを歩いていきます。

西側に見える山々が素晴らしく、印象的だった。
写真の奥に見えてる山塊は大倉山・流石山で、栃木県と福島県の県境尾根となってます。


峰の茶屋跡が見える。
体ごと吹っ飛ばされた人もいるくらい風が強いらしい。
風の通り道で有名。
福島の安達太良山もそれで有名です。
小屋の奥に見える踏み跡は朝日岳や三本槍岳、さらに大倉山まで行ける。








茶臼岳へのガレ場の登りを登っていく。途中朝日岳が北に見えた。（写真右）かっこいい。

　　　　　　　　　　１２：１５　茶臼岳　　　　　　　　　　　　

12：15　茶臼岳
そして、あっという間に山頂に到着。こんな写真しかなかった。



晴れていればかなり展望はいいはずだが、曇りの為何も見えない。
おまけに風が冷たく、どんどん体温を奪われる。

ここでおにぎりとカップラーメンを食べる。
うまかった～。

長居は無用なので、とっとと帰路につく。

帰りは緩い傾斜を下っていく。所々すごい色した岩があった。

　　　　　　　　　　　１３：４５　山頂駅着　　　　　　　　　　　　

13：45　山頂駅着
終わって見ればあっという間だった。
また機会があればどこかの山に行きたい。
















Nはかなり疲れたらしい・・・。
帰りは鹿の湯の近くの無料の足湯で疲れを癒し、家路についた。

今回のルート。
楽勝です。

今回のようにロープウェイで気軽に登れてしまう事から、サンダルやヒールで登ってしまう観光客の方もいるそうですが、帰りのロープウェイが強風や点検により運行していなかった場合、結構な距離を歩いて下山しなければいけない事になるので、ある程度の装備はしていった方が無難だと思います。

往路	２：３３
復路	１：３０
合計	４：０３

次回の山『茶臼岳Pt2』

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