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日留賀岳 [1849m]
日時:2008/11/14
天気:快晴
人数:単独
行程:小山さん宅登山口6:34--林道終点7:13--日留賀岳9:15--林道終点11:04--小山さん宅登山口11:43
情報:塩原の最高峰。登山口は民家の敷地内。栃木の秘境の男鹿山脈の一角で、登山道があるのはここだけ。
登口:東北道【西那須野塩原IC】---関谷---白戸集落登山口
行程が長いらしいので早めに歩きました。
6:34 登山口
本当に民家の中からスタート。
おじゃましま~す。
一応農作業をしていた小山さんに一声かける。
登山名簿に名前を書き、出発。
小山宅から高原山。
朝日を浴びて壮大です。
畑の霜がすごかった。
ここから、比津羅山という山をトラバースして手山と呼ばれる小山まで林道を歩く。
7:13 林道終点
目立った目印などはあまりないので、この看板を目印にしたほうがいいです。
ここを左に進むと登山道。
ガイドブックには、熊に注意と書いてあった。
こわいこわい。
しばらく林の中を進む。
日差しがだんだん強くなっていく。
少し進むとそこから急登の連続。
ちょっときつかった。
林道終点から1時間40分経過。
目指す日留賀岳がやっと見えてくる。
高度も結構稼いでいたのでもうすぐだろう。
ここからしばらく進み、山頂まであと少しっていう時、なんと携帯電話がなった。
電波表示は3本立ってます。
こんな山奥なのに電波届いてました。
9:15 日留賀岳
山頂は最高の見晴らし。
気温は低いんだが、日差しが強いので暖かい。
丁度いい感じ。
持ってきた三脚で写真をとりまくった。
遠くに延々と見える山々は、たくさんありすぎて、何がなんだかわからなかったが、素晴らしかった。
空気が澄んでいてくっきりと景色が見える。
富士山も見えた。
しかしこの山頂の風景の中で一番印象に残っているのは、遠くの山々や富士山ではなく、「塩那スカイライン」だ。
塩原~板室間は俗に「塩那道路」と呼ばれる。標高1000メートル以上の稜線を縦走する道路で、最高地点は1700メートルに達し、通常なら登山の対象になるような、集落も人家もない場所を通る。高度経済成長期の1962年(昭和37年)に観光道路「塩那スカイライン」として構想され、自衛隊の協力を得ながら工事用パイロット道路の貫通にいたるも、栃木県の財政状況の悪化により計画は凍結。2006年現在、塩原~土平(どだいら)間のみが開通しており、それ以外の区間は自然に任せるなどして廃道とする事となっている。なお、土平より先にもパイロット道路が通じているが、那須塩原警察署が通行止(歩行者も含む完全通行止)の規制を敷いており、道路管理関係者と一部の地元住民以外は一切の進入ができないことになっている。
塩那道路塩原側約8kmは上記の通り土平園地までは整備済であるが、4月下旬~11月下旬及びそれ以外でも午後6時~翌日午前8時は閉鎖されており、該当する期間の通行は不可能である。
WIKI引用簡潔に言うと、塩原と那須をつなげる道路を途中までつくった。
しかしあまりにも金がかかる。
地盤があまりにももろくて工事中に死者が出た。
もう無理です。この道路つくれません。
ってなって、今度は元通りに戻しましょうという事になった。
しかし、それも莫大な金が必要。
じゃ自然に任せて廃道にすればいいんじゃね。
って事で全長51Kmに及ぶ道路の大半が、厳重なゲートにより、封鎖されている。
「不法侵入者を撮影するための無人カメラが設置されている」とか「常時見回りの車が走っている」などといった“噂”もあり、人影はほとんどない。
また、落石や崖崩れなどのリスクが付きまとう。
しかも、ゲートには、ここから先、立ち入った者に対する事故や怪我は自己責任ですと書いてあるらしい。
でも、それは、怪我を覚悟の上なら入ってもいいよという風にも聞こえる。
しかしこういうのって好きな人もいるんです。
知り合いのオートバイ屋さんが、昔、バイクで行ったと言ってました。
俺も嫌いじゃない。
いつか行ってみたい。
この後、塩那スカイラインを自転車で半分まで走りました。
詳しくは「男鹿岳」の記事に書いてあります。
しばらく山頂で休憩後、来た道をピストン。
少しだけ、雪を見ることができた。
しかし、いい天気。
絶好の登山日和でした。
11:04 林道終点
林道が見えて、少しホっとする。
行きには気づかなかったが、所々紅葉してた。
そろそろ、今年の紅葉も見納めかな・・・。
竹林まできたら、小山さん宅まであと少し。
11:43 登山口
到着。
一応小山さんにあいさつ。
何か野菜のようなものを売っていた気がする。
朝とはまた雰囲気の違う高原山。
しかし、あの「塩那スカイライン」が頭から離れない。
あの迫力と、存在感はなんなんだろう。
猛烈に興味がわいた。
往路 2:41
復路 2:28
合計 5:09
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